【知識編】粉ゼラチンと板ゼラチンの違いってなに?
こんにちは!
りくです!
今回は前回の
パンナコッタで使用した
ゼラチンについて
話していきたいと思います!
ゼリーやムースや
前回のパンナコッタなど
ぷるんとしたお菓子に欠かせない
ゼラチンですが
なかなか手を出しづらいし
板ゼラチンと粉ゼラチンって
何がどう違うの?代用できるの?
と思ってる方も実際には
多くいらっしゃるので
今回はそんなゼラチンの敷居を
下げて、ゼラチンマスターに
なれるようにご説明したいと思います!
この記事を読めばあなたも
ゼラチンが息を吸うように
スッと使いこなせるようになります♫
しかしこの記事を読まずに
やらず嫌いのままだと
夏に涼やかなデザートも作れず
お菓子の幅も狭くなってしまい
手を出さないなままになってしまいますので
ここで手を出して出来るようになろう!
そもそもゼラチンとは?
ゼラチンは、豚や牛の皮や骨に含まれる
動物性たんぱく質「コラーゲン」から
抽出されます。
コラーゲンはそのままの
状態では水には溶けません。
しかし、加熱するとこの構造が
分解されて性質が変化し、
水に溶けやすくなります。
このように温めると溶けて、
冷やすと固まるのがゼラチンの特徴です!
では続いて
「板ゼラチンと粉ゼラチンは何が違うの?」
と言うことについて説明していきます!
結論から言えば
主成分は同じものになるので
あくまで製造過程で薄い板状に
されてるか粉状にされてるのかの違いです。
板ゼラチンは一枚何gと決まっているため
業務用として扱われやすいため
少量であれば粉ゼラチン
多めの場合は板ゼラチンのほうが
扱いやすいでしょう!
次に使用方法ですが
ここが少し異なります!
【板ゼラチン】
「たっぷりの冷水」でふやかします。
冷水や氷水に浸すと板状を保ったまま
ふやかすことができます。
お湯やぬるま湯だと板ゼラチンが
溶けてしまい扱いづらくなるので
必ず冷水でふやかしましょう。
ふやかした板ゼラチンは、ぎゅっと絞って
十分に水気を切ってから使用します!
【粉ゼラチン】
粉ゼラチンをふやかす際は、
水にふり入れて
かき混ぜることがポイントです!
この時、
粉ゼラチンに水をかけると、
全体に水が行き渡らずダマに
なりやすいので注意!
粉ゼラチンはふやかした水ごと使用します!
では最後に
それぞれを代用することが出来るのか
についての説明に移ります!
先程話したように
板ゼラチンも粉ゼラチンも主成分は同じなので、
それぞれ同量の
グラム数で代用することができます。
例えば、レシピに「粉ゼラチン5g」とあれば、
板ゼラチンを切って5g計量すればOKです!
ただしレシピによっては、粉ゼラチンを
ふやかす水の分量が材料の中に
計量されている場合があります。
板ゼラチンは、ふやかすのに使用した水は
しっかりと切って使用するため、厳密に同じ
分量とするのは難しいレシピもありますので
注意が必要です。
どちらを使用しても仕上がりに
大きな差はありませんが、板ゼラチンのほうが
見た目に透明感があり、口当たりが柔らかく、
滑らかな仕上がりになります。
粉ゼラチンは、
板ゼラチンより弾力があります。
固める力は板ゼラチンのほうが弱く、
粉ゼラチンよりも固まるまでの時間が
長くかかるので、
その点も覚えておきましょう!
いかがでしたでしょうか?
それぞれに少し扱いにコツがございますが
今回でもう使いこなせるように
意識できるようになったかと思います!
ぜひどちらも使用してみて
自分にあったゼラチンで
お菓子作りを楽しみましょう♫
それではまたお会いしましょう!